日本国大統領桜坂満太郎(7)

仙台空襲により、北海道に撤退を余儀なくされた桜坂ら知事連合を援護するため、桜坂慎二郎率いる自衛隊は、東北道の各所に罠を仕掛け、ゲリラ戦術に打って出る。
一方中国首脳部は、あくまで徹底抗戦する桜坂らを威嚇するため、新たに知事連合の拠点となった室蘭に向けて、大陸間弾道ミサイルの発射ボタンを押した!桜坂ら新生日本の命脈を断つべく、中国軍は函館上陸作戦を敢行するが、陸・空自衛隊員たちの尊い犠牲のもと、何とか日本は勝利することができた。
桜坂満太郎副総裁は、中国からの独立を模索する台湾との連携をさらに深めるべく、極秘裏に北海道を飛び立つ。
しかし、その動きを黙って見守る中国ではなかった! 戦いは、さらに世界へと拡大して行く!日台の連携を深めるべく、単身台湾に渡った桜坂満太郎副総裁は、孫建仁(ソンケンジン)総統との極秘会談に臨む。
その結果、ついに台湾は独立を宣言した。
しかし、あくまで「ひとつの中国」を標榜する中国は、脅しのため台湾にミサイルを発射。
孫総統は中国との全面戦争をも覚悟し、三峡ダムに向けて報復のミサイル攻撃を行った。
台中関係は緊迫の度を増して行く!台湾の各港にダーティーボムを撃ち込み人心を不安に陥れ、国家的騒擾(そうじょう)を企む中国に対して、桜坂満太郎副総裁が打った手は、海運王・笹峰を動かし、救援物資を台湾に送ることだった。
だが、笹峰による石油買占めは、それまで中立を保っていた米国をも動かすことに――。
いよいよ風雲急を告げる世界情勢の中、桜坂の奮闘は続く!桜坂は、独立を宣言した台湾との連携を深め、米国をアジアの紛争に介入されることに成功。
しかし中国は、隗(カイ)将軍を司令官とする海軍を台湾海峡に侵攻される。
米国は第七艦隊をもってこれを牽制するが、台湾占領の功をあせった隗将軍は、中南海の意向を無視して米国艦隊に奇襲を仕掛けた! そしてついに、米国の報復が始まる!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60015521